それで恐らく予備費というのは原料的な問題とか或いは年末のいろいろな何か給与等の問題があると思うのでありますが、恐らくそういう問題の数字がかなりもうそろそろ明確になる時期ではないかと思うのでありますが、ところが御承知のように、いもというのは大体生いもを使うのが今年一ぱいから来年の一月の中頃でございまして、それからあとに使いますいもと申しますのは、切干甘藷を使う。
○政府委員(前谷重夫君) 切干甘藷の場合におきましては、大体歩留りを三五%程度に考えております。併しこれは清澤委員も御承知のように「いも」の品種、地域等によつて相当違うわけでありまして、一応平均的なものでございまして、それぞれ地帯なり、品種によつて違うことは御存じの通りであります。それから……。
昨年度の経験から見ますると、御承知のように政府といたしましては最低指示価格でありますが、生産者団体のマージンと申しますか、そういうものはこれは見ない建前でございまするので、昨年度におきましては現在澱粉につきましては二千万貫、切干甘藷につきましては七百万貫買入れたのでございますけれども、生産者側の自主調整の機能は全然行われませんで、むしろ右から左に政府に来たという形になつておつたわけです。
たした、延いて農家経済の破綻を招来するというようなことは、これは絶対に防いで行かなければならん、そういう意味で価格安定と申しますか、価格の支持と申しますか、そういう施策が相伴つて参らなければならない段階にあることを申上げておつたわけでありますし、従つて政府案として出すか、出さないかということの御質問がありました場合にお答え申上げておりますのは、なおざつくばらんに申上げますと、貯蔵性に相当難色のある切干甘藷
○国務大臣(保利茂君) それだから先ほど河野さんにお答えいたしておりますように、内部的に私は率直に申上げたのですけれども、貯蔵性に非常に困難を感ずる切干甘藷の問題について、大蔵当局との話が付かないうちにこの案が出ている、こう申上げて、躊躇しているわけでも何でもない。
切干甘藷を入れるか入れないかという問題で、政府部内において大蔵省と農林省の間に意見の一致を見なかつたと、こういう事実ですね。それは角度を変えて言えば、切干甘藷を入れることによつて、今お話の貯蔵性の問題が生じ、そこに当然本法案の趣旨を生かして行くためには、財政負担というものを当然織込まなければいかん。ところが大蔵省がこういう法案に財政負担は困るというところで問題があつたのじやないのですか。
○上林忠次君 ちよつと一言申上げ上いのですが、先ほどの問題に帰りますが、今のアルコール特別会計に……、切干、甘藷身をアルコール原料に使うという点につきまして、使うほうの意向をまだ聞いておらんというような点で、まだコンクリートになつておらんやつを附帯決議として提案者のほうで出されておりますが、もう少し決議されるからには、関連の各部局に対して連絡を願つたほうがいいのではないか、いやしくも衆議院の附帯決議
第五条の第一項の一にございまするように、甘藷生切干、甘藷澱粉又は馬鈴薯澱粉につきましては、その原料でございまする甘藷又は馬鈴薯につきまして、やはり原料基準価格というものをきめるわけでございます。この原料基準価格は政府におきまして公表をいたすわけでございます。
併しながらとうもろこしは酒精の原料に使われるために、切干甘藷であるとか、その他国内産の農産物が非常に圧迫を加えられる、だから将来におきまして、とうもろこしを輸入するとしたならば、その輸入するところのとうもろこしは酒精原料というようなものに使わずして、必ず飼料以外には使わないという政府の御方針であるかどうか、これをお伺いしたいと思います。
船田中君紹介)(第二二九九号) 厚眞原野開発促進に関する請願(南條徳男君紹 介)(第二三四六号) 同月二十一日 家畜共済制度変更に関する請願(原茂君紹介) (第二四五三号) わら製米俵使用廃止等に関する請願(原茂君紹 介)(第二四六七号) 非農家の農地所有並びに耕作に関する請願(原 茂君紹介)(第二四六八号) 農地買収に伴う代替地に関する請願(川俣清音 君紹介)(第二四六九号) 切干甘藷価格維持
次に、農産物価格支持政策の一環として、切干甘藷価格安定に関する件を議題に供します。本件につきましては、昨年十二月二十四日、当委員会から政府に申入れを行なつたのでありまして、本日はこの報告を聞き、今後の取扱いにつきまして協議することといたしたいと存じます。官房長から御説明を願います。
○楠見義男君 今の一貫目百円というのは、恐らく切干甘藷の生産費等をも勘案しておきめになつたと思いますが、生換算で行きますと、一体どのくらいの金額になりますか。
切干甘藷の八貫俵を作るためには生甘藷に換算してみますると、二十四貫要するのでありますから、十貫で二百八十円として二十四貫をかけると六百七十三円になるのであります。 〔委員長退席、理事三橋八次郎君委員長席に著く〕 これに加工費は大体二百二十七円九十九銭かかるのでありますから、この生いもの値段と加工費とを加えると八貫が八百九十九円九十九銭になるのであります。
而して幸にいたしまして、この事前割当が完全に遂行されました場合におきましては、その割当以上に供給をされまする場合においては政府の特例を設けまして、この主要の食糧中におきまして、米麦については政府の買入基準價格の約三倍の値段で政府は買入れる、切干甘藷についてはやはり三倍、生甘藷につきましては二・二五倍、馬鈴薯につきましては二・五倍の値段によつて買入れます。